「一般社団法人移行記念・法人設立25周年記念式典」を挙行しました。

奈良県病院協会は、県内に所在する国公私立の病院が加盟する任意団体として昭和30年に発足し、昭和63年4月に社団法人として法人格を得、本年、法人設立25周年を迎えました。
また、公益法人制度改革に伴い、本年4月1日に一般社団法人として新たなスタートを切りましたが、これを祝し、11月17日(日)に奈良市内において「一般社団法人移行記念・法人設立25周年記念式典」を挙行しました。

 

当日は、奈良県知事はじめ県内外から多くの医療関係者がお祝いに駆けつけていただきました。
記念式典では、今川会長の挨拶の後、奈良県知事はじめ多くの来賓の皆様からご祝辞をいただきました。
また、これまで当協会の発展に多大なる貢献をいただきました、奥村秀弘元会長、榊壽右前会長、そして元会長代行の櫻井立良先生に今川会長から感謝状が贈呈されました。
式典終了後の記念講演では、日本最古の医学全書「医心方」(いしんほう)を解読、独学で本邦初訳に取り組まれた作家で古典医学研究家の槇佐知子先生に「奈良と医心方」と題して講演をいただきました。

 

奈良県病院協会では、これを機に社会全体の大きな課題、地域の動き等を的確に見据えながら、救急医療の更なる強化、医療安全、感染症対策、そして災害医療への取組み等を充実強化するとともに、奈良県、奈良県医師会をはじめ医療関係団体等とも連携を深め、県民の皆様に「安心で安全な医療」を提供できるよう精進して参ります。